2007年6月28日木曜日

DNAを半導体に??

 DNAに電気が通ることが分かったらしい。DNAの太さはたったの20オングストロームなので、もし本当にこれを「電線」として使えるなら、現在のアルミや銅と比べて飛躍的に小さいものが出来るのだろう。そうするとUPUが小さくなってパソコンも一気に速くなるのだろう。しかし問題は、DNAの抵抗がどれくらいあるのだろうか。

 と考えても、これは私の専門外なので詳しいことはよく分からない。私が興味あるのはこれが実用化されるということは、とてつもないスピードでDNAを合成する技術が開発されるということだ。DNAの1個の塩基の長さは3.4オングストロームなので、塩基が3,000,000,000個集まってようやく1mのDNAができるわけだ。これをたとえば1日で繋ぐには1秒で35万個も繋ぐ必要がある。そんな凄い技術が開発されたら、遺伝子組み換え技術も一気に加速するだろう。

0 件のコメント: