2007年9月1日土曜日

山菜改め「野菜」

 山菜とは、「山に生える菜っ葉」のことで、平地に生えている菜っ葉は「野菜」ということになる。ちなみに、普通「野菜」と呼んでいる、スーパーに売っているアレは、正しくは「蔬菜(そさい)」と呼ぶ。

 そんなことはどうでもいいが、今ホットな「野菜」は「スベリヒユ(仏:プルピエ、英:パースレーン)」だ。近所でいくらでも採れ、味もいいし、乾燥して保存も利く。日本でも地方によっては蔬菜として栽培しているところもあるそうで、欧米では普通に蔬菜として食卓に上るそうだ。栄養価も極めて高いので、日本でももっと利用されるべきだ。
 味は、ちょっとホウレンソウに似てややぬめりがあり、多肉植物(CAM植物)であるため酸味がある。フランスでは、加熱調理される他、生のままサラダにもいれられるそうだ。私は生はあまり好みではないが。先日、山菜否定派(?)の友人にスベリヒユのおひたしを振る舞ったところ、「旨い!」と言っておかわりまでした。その時は他にも3人ほどいたが、全員に好評だった。万人向けのようだ。